- 歴代映画興行収入ランキング (国内)TOP50
- 興収1位は「千と千尋の神隠し」
- 邦画歴代興行収入ランキングTOP10
- アニメ映画強し!作品タイトルにおける‟「の」法則”!?
- 実写映画は「踊る大走査線シリーズ」が大健闘
今回は、日本国内における映画の興行収入ランキングをご紹介いたします。今回参考させていただいたのが「CINAMAランキング通信」発表の‟歴代ランキング”です。なおデータは、2020年2月9日時点のデータです。
歴代映画興行収入ランキング (国内)TOP50
(順位:作品タイトル)
(興行収入 公開月 )
1位:千と千尋の神隠し
308.0億円 2001年7月
2位:タイタニック
262.0億円 1997年12月
3位:アナと雪の女王
255.0億円 2014年3月
4位:君の名は。
250.3億円 2016年8月
5位:ハリー・ポッターと賢者の石
203.0億円 2001年12月
6位:ハウルの動く城
196.0億円 2004年11月
7位:もののけ姫
193.0億円 1997年7月
8位:踊る大走査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
173.5億円 2003年7月
9位:ハリー・ポッターと秘密の部屋
173.0億円 2002年11月
10位:アバター
156.0億円 2009年12月
11位から50位は以下の通りです
11位:崖の上のポニョ
155.0億円 2008年7月
12位:天気の子
140.6億円 2019年7月
13位:ラスト・サムライ
137.0億円 2003年12月
14位:E.T.
135.0億円 1982年12月
14位:アルマゲドン
135.0億円 1998年12月
14位:ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
135.0億円 2004年6月
17位:ボヘミアン・ラプソディ
131.0億円 2018年11月
18位:アナと雪の女王2
130.8億円 2019年11月
19位:ジュラシック・パーク
128.5億円 1993年7月
20位:スター・ウォーズ エピソード1 ファントムメナス
127.0億円 1999年7月
21位:美女と野獣
124.0億円 2017年4月
22位:アラジン
121.6億円 2019年6月
23位:風立ちぬ
120.2億円 2013年7月
24位:アリス・イン・ワンダーランド
118.0億円 2010年4月
25位:スター・ウォーズ/フォースの覚醒
116.3億円 2015年12月
26位:南極物語
110.0億円 1983年7月
26位:マトリックス・リローデッド
110.0億円 2003年6月
26位:ファインディング・ニモ
110.0億円 2003年12月
26位:ハリー・ポッターと炎のゴブレット110.0億円 2005年11月
30位:パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
109.0億円 2007年5月
31位:トイ・ストーリー3
108.0億円 2010年7月
32位:インディペンデンス・デイ
106.5億円 1996年12月
33位:ロード・オブ・ザリング/王の帰還
103.2億円 2004年2月
34位:踊る大捜査線 THE MOVIE
101.0億円 1998年10月
35位:トイ・ストーリー4
100.9億円 2019年7月
36位:パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト
100.2億円 2006年7月
37位:子猫物語
98.0億円 1986年7月
38位:M:I-2
97.0億円 2000年7月
39位:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
96.7億円 2011年7月
40位:A.I.
95.6億円 2001年6月
41位:ジュラシック・ワールド
95.3億円 2015年8月
42位:バック・トゥー・ザ・フューチャーPART2
95.0億円 1989年12月
42位:ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
95.0億円 1997年7月
44位:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
94.0億円 2007年7月
45位:モンスターズ・インク
93.7億円 2002年3月
45位:名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)
93.7億円 2019年4月
47位:スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃93.5億円 2002年7月
48位:劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-
93.0億円 2018年7月
49位:借りぐらしのアリエッティ
92.5億円 2010年7月
50位:天と地と
92.0億円 1990年6月
(出所:興行通信社調べ 2020/2/9)
興収1位は「千と千尋の神隠し」
興収の歴代トップは宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が見事興行収入1位の作品となっています。2位の「タイタニック」とはおよそ40億円の差をつけていました。宮崎作品は他にも、「ハウルの動く城」「もののけ姫」とTOP10中では3作品、TOP50中で5作品ランクインしています。
国内勢ではやはり宮崎作品ですが、海外勢としてはディズニー作品やハリー・ポッターシリーズが強い印象で、多くの作品が上位にランクインしております。(ディズニー=13作品、ハリー・ポッター=6作品)
ちなみに邦画のみのランキングは以下の通りです。
邦画歴代興行収入ランキングTOP10
1位:千と千尋の神隠し 308.0億円 2001年7月
2位:君の名は。 250.3億円 2016年8月
3位:ハウルの動く城 196.0億円 2004年11月
4位:もののけ姫 193.0億円 1997年7月
5位:踊る大走査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 173.0億円 2003年7月
6位:崖の上のポニョ 155.0億円 2008年7月
7位:天気の子 140.6億円 2019年7月
8位:風立ちぬ 120.2億円 2013年7月
9位:南極物語 110.0億円 1983年7月
10位:踊る大捜査線 101.0億円 1998年10月
次点:子猫物語 98.0億円 1986年7月
(出所:興行通信社調べ 2020/2/9)
アニメ映画強し!作品タイトルにおける‟「の」法則”!?
TOP10の顔ぶれをみますと、さすがアニメ王国日本と言える結果となっております。
実に10作品中7作品がアニメ映画です。内訳は宮崎駿監督作品が5つ(「千と千尋の~」「ハウルの~」「もののけ姫」「崖の上のポニョ」「風立ちぬ」)、新海誠監督作品が2つ(「君の名は。」「天気の子」)となっています。
余談ですが、上記のアニメ作品は「風立ちぬ」以外は見事に作品タイトルに「の」の文字が入っています。宮崎作品における‟「の」法則”は有名ですが、他の作品でもこの法則が再現されのか注目されるところです。
実写映画は「踊る大走査線シリーズ」が大健闘
実写映画の首位としては、邦画第5位の「踊る大捜査線」シリーズとなりますが、「踊る~」シリーズの2作品がTOP10にランクインというのは大健闘と言えます。
そして、もう一つの実写映画「南極物語」ですが、これは実話をベースにした一種のドキュメンタリー映画ともいえる作品ですが、公開年が1983年(昭和58年)と日本国内の興行収入TOP50の中で最も古い作品です。当時社会現象といえるほどの大ヒットとなった名作です。邦画TOP10ランキングにおいては、興行収入がすべて100億円以上となっています。今後100億円を超える作品が出てくれば歴代邦画TOP10入りが濃厚です。