Shoko-Ranking

ランキングを中心に経済・産業・社会・時事などの情報をまとめています

このミステリーがすごい~過去30年の歴代1位作品ランキング~

このミステリーがすごい! 2019年版

このミステリーがすごい! 2019年版

  • 発売日: 2018/12/11
  • メディア: 単行本
 

 

 

このミステリーがすごい【キング・オブ・キングス】発表!!

すこし前のソースになってしまいますが、今回は、2018年12月に宝島社より発売された「このミステリーがすごい!2019年版」にて、歴代受賞ミステリーNo1を決めるキング・オブ・キングスがランキングされました。

創刊1988年(昭和63年)から2017年(平成29年)までの30年間、「このミステリーがすごい」歴代1位受賞作品の中から、「このミス」読書の達人たちの投票を集計したものです。

集計方法はアンケート回答者計140名(国内66名、海外74)が選出した作品について、1位=10点、2位=6点で集計しています。

探偵 ホームズ


 

まずは国内編から、

 キング・オブ・キングス結果(国内編) 

(順位:作品名 作者/出版社 点数 ランキング年)

 

1位:生ける屍の死(上下)

山口雅也/光文社文庫 138P 10周年ベストオブベスト

アメリカはニューイングランド地方の田舎町、トゥームズヴィル。同地で霊園を経営するバーリイコーン一族では、家長のスマイリーが病床に臥しており、その遺産を巡って家中にただならぬ雰囲気が漂っていた。一方その頃、アメリカの各地で、不可解な死者の甦り現象が起きていたのだが― ...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

  

2位:64ロクヨン(上下)

横山秀夫/文春文庫 100P 2013年版

 元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。…(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

 3位:容疑者Xの献身

東野圭吾/文春文庫 92P 2006年版

 天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

4位:火車

宮部みゆき/新潮文庫 68P 20周年ベストオブベスト

 休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

5位:新宿鮫

大沢在昌/光文社文庫 62P 1991年版

ただ独りで音もなく犯罪者に食いつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。待ち受ける巧妙な罠!絶体絶命の鮫島...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

6位:私が殺した少女

原 寮/ハヤカワ文庫JA 58P 1989年版

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

7位:葉桜の季節に君を想うということ

歌野昌午/文春文庫 56P 2004年版 

 「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

8位:ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎/新潮文庫 46P 2009年版

 

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない―。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

9位:奇術探偵 曾我佳城全集(秘の巻・戯の巻)

泡坂妻夫/講談社文庫 42P 2001年版

 

若くして引退した、美貌の奇術師・曾我佳城。普段は物静かな彼女は、不可思議な事件に遭遇した途端、奇術の種明かしをするかのごとく、鮮やかに謎を解く名探偵となる。...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー 

 

10位:独白するユニバーサル横メルカトル

平山夢明/光文社文庫 40P 2007年版

 タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。…...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

 

以上の結果となり、国内編の栄えあるランキング1位は山口雅也著『生ける屍の死』とりました。この作品は1989年版のランキングでは8位でしたが、その後再評価され10周年のベストオブベストで一躍トップに躍り出たという経緯があります。また山口雅也氏は『ミステリーズ』と合わせて作者別でも1位となっています。

2位の『64』と3位の『容疑者Xの献身』はどちらもベストセラーになり、映画化もされているのでご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

生ける屍の死 (創元推理文庫)

生ける屍の死 (創元推理文庫)

  • 作者:山口 雅也
  • 発売日: 1996/02/25
  • メディア: 文庫
 

 

 

続いて海外編をご紹介します。

殺人事件


キング・オブ・キングス結果(海外編)

1位:薔薇の名前(上下)

ウンベルト・エーコ/東京創元社 192P 1991年版

 

中世イタリアの修道院で起きた連続殺人事件。事件の秘密は知の宝庫ともいうべき迷宮の図書館にあるらしい。記号論学者エーコがその博学で肉づけした長編歴史ミステリ。全世界で異例の大ベストセラーとなった話題作。...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

2位:犬の力(上・下)

ドン・ウインズロウ/角川文庫 128P 1991年版

メキシコの麻薬撲滅に取り憑かれたDEAの捜査官アート・ケラー。叔父が築くラテンアメリカの麻薬カルテルの後継バレーラ兄弟。高級娼婦への道を歩む美貌の不良学生ノーラに、やがて無慈悲な殺し屋となるヘルズ・キッチン育ちの若者カラン。...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

3位:羊たちの沈黙(上下)

トマス・ハリス/新潮文庫 124P 1989年

 獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル”と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクターと対面するがー。...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

4位:フロスト日和

R・D・ウイングフィールド/創元推理文庫 112P 1998年版

肌寒い秋の季節。デントンの町では、連続婦女暴行魔が跳梁し、公衆便所には浮浪者の死体が転がる。なに、これはまだ序の口で……。皆から無能とそしられながら、名物警部フロストの不眠不休の奮戦と、推理の乱れ撃ちは続く。...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

5位:ポップ1280

ジム・トンプスン/扶桑社ミステリー 54P 2001年版

ポッツヴィル、人口1280。この田舎町の保安官ニックには、心配事が多すぎる。考えに考えた結果、自分にはどうすればいいか皆目見当がつかない、という結論を得た。口うるさい妻、うすばかのその弟、秘密の愛人、昔の婚約者、保安官選挙…だが、...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

6位T:シンプル・プラン

スコット・スミス/扶桑社ミステリー 48P 1995年版

ある雪の日の夕方、借金を苦にして自殺した両親の墓参りに向かうため、ハンク・ミッチェルは兄とその友人とともに町はずれの道を車で走っていた。途中ひょんなことから、彼らは小型飛行機の残骸とパイロットの死体に出くわす。そこには、440万ドルの現金が...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

6位T:クライム・マシン

ジャック・リッチー/河出文庫 48P 2006年版

殺し屋の前に自称発明家が現れた。自分の発明したタイム・マシンで、殺害現場を目撃したという―表題作「クライム・マシン」、妻の消失に秘められた巧妙な犯罪計画を描くMWA賞受賞作「エミリーがいない」ほか、全14篇。...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

6位T:ウォッチメイカー(上下)

ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫 48P 2008年版

 “ウォッチメイカー”と名乗る殺人者あらわる。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を10個買っていることが判明、被害者候補はあと8人いる―尋問の天才ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

6位T:フリッカー、あるいは映画の魔(上下)

セオドア・ローザック/文春文庫 48P 1999年版

映画の中には魔物がいる―場末の映画館で彼の映画を観た時からジョナサンはその魔物に囚われてしまった。魔物の名はマックス・キャッスル。遺された彼の監督作品を観るにつけ説明できない何かの存在を感じるのだが...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

 10位:極大射程(上下)

スティーブン・ハンター/扶桑社ミステリー 46P 2000年版

海兵隊退役一等軍曹ボブ・リー・スワガー。ヴェトナム戦争で目覚ましい戦績を遺した名狙撃手はアーカンソー州の片田舎でひっそりとトレーラー暮しをしていた。日々の友はライフルと年老いた犬。その彼を二人の男が訪れ、...(以下略) ー「BOOKデータベース」よりー

 

以上の結果となり、海外編は『薔薇の名前』が2位以下を引き離し、ダントツの点数で1位となりました。こちらは残念ながらまだ文庫化はされていないようです。3位の『羊たちの沈黙』は映画化もされたサイコスリラーの火付け役ともなった作品です。そして6位には4作品が並ぶ結果となりました。

 

海外編 栄えある1位になった『薔薇の名前』

薔薇の名前〈上〉

薔薇の名前〈上〉

 

 こちらもおすすめ。"新本格ミステリ”ブームの火付け役となった作品。

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

  • 作者:綾辻 行人
  • 発売日: 2007/10/16
  • メディア: 文庫
 

 世界で最初のミステリ小説といわれる『モルグ街の殺人』

 

 www.shoko-ranking.com